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スルヤ・ボナリーフィギュアで人種差別!後方宙返り?マツコも怒り新党!
先日放送された、「マツコ&有吉の怒り新党」で、
フィギュアのスルヤ・ボナリー選手が紹介されていました。
これまでに受けた数々の人種差別とは?
ダイナミックな「後方宙返り」の動画は、
下記の動画の、4分くらいからご覧になれます。
スルヤ・ボナリー選手のプロフィールはこちら。
本名:スルヤ・ボナリー
生年月日:1973年12月15日(39歳)
出身:フランス
職業:プロフィギュアスケーター
幼い頃から体操をやっており、体の柔軟性はあったそうですが、
その後10歳の頃から、フィギュアスケートを始めたそうです。
11歳の頃に一家でパリへ引っ越すのですが、
そこで「ディディエ・ゲヤゲ」と言う
フィギュアスケートの有名なコーチと出会います。
ボナリー選手はコーチに才能を見出され、
すぐに実力が花開いていったようです。
その後国内のフランス選手権では9連覇、
ヨーロッパ選手権では5連覇と言う成績を残しますが、
世界選手権での優勝は一度もありません。
その背景には、黒人の「人種差別」があると言われています。
ボナリー選手は、世界選手権では女性で初となる、
4回転ジャンプを成功させるも、
審査員からは「回転が足りない」と判断され、また表現力が乏しいなど、
技は認められず、通常より低いと思われる評価をされてしまいます。
その後も4回転ジャンプに挑戦するも、
芸術性が低い・これはスケートではないなど、過剰とも思われる批判を受け、
世界選手権では満足のいく成績を残せないまま。
黒人選手の活躍が少ないこの競技では、
黒人選手が差別的な評価を受けることも、少なくなかったようです。
「もう4回転を跳んだって誰も評価してくれない」
など自暴自棄になる事もあったそうですが、
その後はジャンプを封印し、表現力を磨いて、
再度、世界選手権に挑戦します。
しかし再び挑戦した世界選手権では、
ステップなどが評価された、日本の佐藤有香選手が優勝します。
判定にボナリー選手は納得が行かず、
首からかけたメダルを外して表彰席から退席。
その後は怪我などに泣かされ、徐々に体もついていかなくなります。
この試合が最後になるだろうと言われていた大会で、
スルヤ・ボナリー選手は、後方宙返り(バックフリップ)と言う技を見せます。
この技は危険なため大会で禁止されている技なのだそうですが、
最後に自分らしく終わるためか、披露する決断したそうですね。
そのときの動画がこちら。
最後は審査員に向かってポーズを決める所を、
審査員に背を向け観客席に向かってポーズ。
観客は大きく湧いたそうですが、
禁止技のため審査員からの評価は低く、
10位と言う結果に終わってしまいます。
これに対して観客からはブーイングが。
それでも最後はスルヤ・ボナリー選手は、
結果は低くても、自分らしくすべることが出来た安心からか、
母や友人に温かく迎えられ、笑顔で終わる事が出来たようです。
マツコ&有吉の怒り新党では、
この人種差別に戦うボナリー選手に、
珍しくマツコさんが涙していました。
黒人に対する差別はまだまだ残っているようで、
水泳などでも黒人選手が出場できない差別が、残っているようです。
100mのウサイン・ボルト選手などを見ても分かるように、
黒人選手の身体能力はズバ抜けているので、
本気で取り組めば世界記録も次々と塗り替えられると思います。
黒人選手が参加するのを嫌がる人もいるとは思うんですが・・・
いつか実現する日が来るんでしょうか??
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