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宮崎駿引退でジブリの今後は？後継者や後継ぎは誰？作品は終了か？
ジブリなどを製作し、世界的なアニメを手がける巨匠「宮崎駿監督」が、
先日発表した作品である「風立ちぬ」を最後に引退する事を決意したそうです。
とても残念ですが、これでジブリは完全に終わってしまうんでしょうか？
ジブリの今後や現在の情報について調べてみました。
宮崎駿監督が引退
宮崎駿監督の引退が発表されたのは、先日イタリアで
行われた第70回ベネチア国際映画会場でのこと。
スタジオジブリの星野康二社長が、宮崎駿監督が
「風立ちぬ」を最後に引退を決意した事を発表したそうです。
宮崎駿監督本人からのコメントはまだ無いそうですが、
2013年9月6日に本人から正式に発表するとの事でした。
宮崎駿監督は1963年の22歳の頃から、
「わんわん忠臣蔵」などの長編アニメに携わるようになり、
1984年にはジブリの最初の作品である「風の谷のナウシカ」の監督を務めます。
その後は「天空の城ラピュタ」「となりのトトロ」「魔女の宅急便」などの
多くのジブリ作品を手がけるようになりました。
興行収入はアニメ映画の中では群を抜いていて、
1位が千と千尋の神隠しで304億円、
2位がハウルの動く城で196億円、
3位がもののけ姫の192.1億円となっており、
その後は崖の上のポニョ155億円、借り暮らしのアリエッティ92.5億円と続いています。
また先日テレビで放送された「天空の城ラピュタ」では、
「バルス」のツイートが1秒間に14万3199回を記録し、
それまでの世界記録（3万3388回）を大幅に更新する事になりました。
日本では知らない人はいないといっても良いくらいの人気シリーズなので、
これで終わりになるのはとても寂しいですよね。
ジブリの今後について、後継者はいる？
そして気になるのジブリの今後についてです。
これでジブリは完全に終了してしまうのか、それとも誰かが
後をついでこれからもジブリ作品が作られていくんでしょうか？
正式な発表はされていませんが、ネット上では
宮崎駿監督に影響を受けたスタッフたちが、宮崎駿監督の意思をついで
これからもジブリ作品を生み出してくれるのではないかという意見が多いようです。
確かにアニメ界にとってもこのままジブリが終わらせることはしないと思うので、
何かしらの形で継続されていくのは間違いないと思われます。
そしてその後継者と言われているのが、宮崎駿監督の息子さんである「宮﨑吾朗」さんです。
宮﨑吾朗さんは現在建設コンサルタント、映画監督として活動されています。
ジブリは以前から後継者の育成が行われていたらしく、
宮﨑吾朗さんもその候補に上がっていたとのこと。
2006年に公開された「ゲド戦記」では、脚本と監督を務めています。
しかし、宮崎駿監督は宮﨑吾朗さんが監督を務めるのに最後まで反対していたそうです。
「あいつに監督ができるわけがないだろう」
「絵だって描けるはずがないし、もっと言えば、何も分かっていないやつなんだ」
と批判していたのだとか。
しかし関係者の間では高評価をされることも多く、
「（吾郎さんの絵コンテを見て）これは完全に宮崎アニメですね」
「蛙の子は蛙だったんだ。びっくりしたなぁ」
と言うコメントもあったそうです。
宮﨑吾朗さんが小さい頃は父親は仕事でほとんど家にいなかったそうで、
ほとんど母子家庭と同じような状態だったのだとか。
それでも父親に対する尊敬の気持ちは、昔からあったのかもしれませんね。
ただネット上では宮﨑吾朗さんが後継者になったとしても、
「これまでのジブリを超えるのは無理」「すでにジブリ＝宮崎駿になっている」
と言う意見が多く、残念なクオリティになってしまうのも怖いという声も。
前任者の活躍がすごかっただけに後継者のプレッシャーは相当なものになると思います。
今回の宮崎駿監督の引退も、任せられる後継者が見つかったからだといいですね。
本人からの発表は、9月6日に東京で記者会見が行われるそうです。
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